睡眠の記事で「落ちる量が日数とともに積み上がる」と書いてしまい、何が落ちるのかと何の日数なのかの両方が文から消えた。ルールは既にあったのに、通す時点が決まっていなかった。
説明する文の7つの役割とスロット、規格が定める語形8区分、難しい語の判定基準。合計7条をマスタールールへ追加した。
同じ題材の2つの版で、漢字3字以上の連続が千字あたり42箇所から27箇所へ減った。文の平均は47字から43字になった。
厚生労働省の衛生行政報告例によると、令和6年3月末の公衆浴場の営業許可施設数は23,673施設で、そのうち一般公衆浴場は2,847施設だった。
一般公衆浴場の割合は昭和45年の87%から令和5年度の12.0%へ下がっている。つまり浴場業そのものが12%まで縮んだのではなく、業種の中で一般公衆浴場が占める割合が12%まで下がった。
厚生労働省が毎年まとめている衛生行政報告例によると、令和6年3月末に営業の許可を受けていた風呂屋は全国で23,673軒あった。そのうち2,847軒が一般公衆浴場である。一般公衆浴場とは都道府県が入浴料金の上限を決めている店を指す。日常語で言う銭湯にあたるのが、この2,847軒である。
銭湯の占める割合は昭和45年の87%から令和5年度の12.0%まで下がった。ただし風呂屋の商売そのものが8分の1に縮んだわけではない。
| v1 の書き方 | v2 の書き方 | 判定 |
|---|---|---|
| 営業許可施設数は23,673施設 | 営業の許可を受けていた風呂屋は23,673軒 | 言い換えても意味が変わらないので日常語にする |
| 一般公衆浴場は2,847施設 | 一般公衆浴場とは都道府県が入浴料金の上限を決めている店を指す | 統計の区分名なので残し、初出で開く |
| 浴場業そのものが12%まで縮んだ | 風呂屋の商売そのものが8分の1に縮んだ | 言い換えても意味が変わらないので日常語にする |
| 複合施設の建設 | 風呂と食事どころを一緒にした店が新しく建ったこと | 言い換えても意味が変わらないので日常語にする |
| 体感に近いのは3のほう | 住んでいる人の実感に近いのは3のほう | 「体感」は指す相手が決まらないので明示する |
| 物価統制令に基づいて | 物価統制令という戦後からある法令に基づいて | 法令名なので残し、初出で役割を添える |
| 文章 | 文の数 | 平均の文長 | 60字を超える文 | 1文あたりの読点 |
|---|---|---|---|---|
| 銭湯 v1(型のみ) | 32 | 47字 | 16% | 1.0個 |
| 銭湯 v2(平易化あり) | 37 | 43字 | — | — |
| 分析報告書(AI要約と検索) | 39 | 39字 | 10% | 0.8個 |
| 手順書(防災倉庫の記載例) | 50 | 29字 | 4% | 0.4個 |
| 参考: 評論サイトの記事1本 | 28 | 47字 | 21% | 2.4個 |
| 条 | 内容 | 出典と、足した理由 |
|---|---|---|
| 0-3-3 | 段落の中の文は、役割を1つ選んでスロットを埋めてから書く(7役割) | 段落の第1文と最後の文には型があったのに、段落の中の文だけ型が無かった |
| 0-3-3-2 | 規定と手順は、語形で役割を示す(要求・禁止・推奨・緩い禁止・許容・不必要・可能性・外部の制約の8区分) | JIS Z 8301 と ISO/IEC Directives Part 2 |
| 0-3-3-3 | 抽象語を出したら、同じ文か次の文でその語が指すものを並べる | Books&Apps の記事が「評価」の直後に6組を並べていた |
| 3-1-1 | 「が」ではつながず、関係を特定できる助詞を使う | 公用文作成の考え方 Ⅲ-3 カ。「が」は逆接と単純接続のどちらにも読める |
| 3-7-1 | 難しい語を使ってよいのは、日常語へ言い換えると意味が変わる場合だけ | 読み手を1人に決めると、その人が知っていそうな語まで通してしまう |
| 3-7-1-2 | 素っ気なく見えても、語を難しくして短くしない。短くするなら文を割る | 材料が手元にあるのに格好のつく語へ丸めた実例が出た |
| 3-7-4 | 測定を表す名詞を書くときは、何を測ったものかを直前に書く | 「落ちる量が日数とともに積み上がる」を機械で拾えるようにした |
| 記事 | 止まった回数 | 止まった項目 |
|---|---|---|
| 睡眠 v1 | 1 | 読点6件 |
| 睡眠 v2 | 1 | 読点2件・擬人化1件・語の省略1件 |
| 分析報告書 | 2 | 読点5件・擬人化1件・数詞の名詞省略1件・強調密度の超過/円環構成1件 |
| 考察記事 v1 | 3 | 読点が4件から2件を経て0件へ。数詞の名詞省略と円環構成も1件ずつ |
| 手順書 | 3 | 読点が21件から7件を経て1件へ |
| 考察記事 v2 | 1 | 読点4件・数詞の名詞省略1件 |
日本語の出典は冒頭と同じ固有名詞を並べるため、重複率が上がって誤って発火する。出典・参考文献・注の見出しから下を対象外にした。分析報告書のまとめも冒頭の言い換えになっていた(重複率0.29)と分かったので、そちらも書き直した。
手本の記事を測ったところ10件の違反が出て、うち4件は「かといって」「というのも」「本来」が接続詞として登録されていないための誤検知だった。19語を追加して6件になった。
| 判断した項目 | 決まった内容 | 直した箇所 |
|---|---|---|
| 1文あたりの読点をいまの0.4〜1.0個のまま進めるか | そのまま進める | 変更なし。削ってから人が足す形にすると、書き手が読点を消す作業を毎回はさまずに済むため |
| 「語の省略」の検出を、書き込みを止める側へ移すか | 移す | 書き込み前のゲートで、成果物のとき上限0にした。移す前に除外を4種類足して、既存35ファイルでの検出を15件から3件へ減らした |
| 手順書だけ読点の基準を別にするか | 別にしない | 変更なし。文の種類ごとに基準を変えると、どの基準がどこに当たるかを追えなくなるため |
| 「何割か」に答えず理由を説明する形の記事を出してよいか | 出してよい | 変更なし |